子どもの運動器疾患

子どもの運動器疾患

赤ちゃんの股関節脱臼を早期発見。

赤ちゃんの股関節脱臼を早期発見。
一般的に乳児の股関節脱臼は、強い向き癖がある、左右の足の動きに差があるといったことのほか、検診での疑いがあれば、小児整形外科の専門病院で精密検査を受けることになります。
またご家族に股関節脱臼をされている方がいれば、遺伝的素因についても注意しなければなりません。
ところが滋賀県下の専門施設はひとつだけです。
そのため、お住まいの場所によっては相当な遠路をかけて受診する必要が出てきます。

乳児検診(新生児期・1カ月・4カ月)を受けているような時期の赤ちゃんを連れてそのような移動をするというのは、赤ちゃん本人にとっても、またそのご家族にとっても大きなご負担となるでしょう。

そこで当院にお越しいただければ、短時間かつ無害な超音波検査を併用した診断が可能です。
もちろん、必要に応じて連携する専門病院にて治療をスムーズにお受けいただく体制も整えております。

赤ちゃんの股関節脱臼は、早期に発見して注意して対応すれば、ある程度の予防が可能です。
育児上のポイントやグッズの選び方などについても、専門的なアドバイスをおこなっております。

足の変形(内反足・扁平足)の治療

当院では、お子さまの足の変形についても積極的に治療を行っております。
先天性内反足や扁平足は、どちらも放置すると歩行が困難になったり、うまく走れなくなったりする可能性があります。
両先天性内反足(りょうせんてんせいないはんそく)
両先天性内反足
生まれつき足が内側に曲がっている場合を指します。
軽度であれば正常な位置に簡単に矯正できますが、そうでなければ矯正ギプスによる治療を行います。
ギプスによって、足裏が地面について歩行できるようにするのが第一目標です。
しかし十分に矯正できないようであれば、皮下切腱術や距骨下全周解離術といった手術を行うこともあります。

また矯正した後も、成長期を過ぎるまでは何らかの装具が必要です。
偏平足(へんぺいそく)
偏平足
足裏の凹凸がなく、「土踏まず」と呼ばれる部分がない平らな状態を指します。
生まれつきの原因によって土踏まずが形成されない場合と、足の骨折などで起こる後天性の場合があります。
大抵は無症状であったり、飛んだり走ったりする競技が苦手、という程度ですが、なかには歩行障害、足の関節または膝・股関節などの障害が起こることもあります

扁平足の治療は、足の筋肉を鍛えて土踏まずの形成を促す運動療法が中心となります。
この際、インソールを使って運動の補助・疲労の軽減をはかることもあります。
重症の場合は、靴型のもの、また下半身に装着するものといった専用の装具を使用して症状改善をはかります。

脊柱側弯症(せきついそくわんしょう)の治療

脊柱側弯症の治療
通常、脊柱は正面から見るとまっすぐ、側面から見ると前後にカーブしています。
ところがこの弯曲しているものを「脊柱変形」と呼び、なかでもねじれながら横に曲がっているものを「脊柱側湾症」と呼びます
その原因についてはよくわかっていない場合がほとんどというのが現状です。
ただ、胸椎の側湾は肋骨の変形が多くあるためわかりやすいのですが、腰椎の側湾は見落とされやすく、専門医による検診が重要です。
お風呂に入ったときに背中がいびつなことを見つけるなど、ご家族でも異常を発見できるのは、側湾が30度以上になっているものといわれます。


脊柱側湾症は女子に起こる場合が多く、すると肋骨の変形によって美容上の問題が多く出てきます。
さらに進行すると、肺などを圧迫して肺活量への影響が出たり、椎間板への負担によって痛みが生じる場合があります
さらに重度になると余命が平均より短くなるとされます。

脊柱側湾症の治療では、脇の下から胴体部分に装具を付ける装具療法を主におこない、そのほかに体操療法、電気刺激、ホルモン療法などを併用する場合があります。
077-574-7700 医療法人社団湖光会 いしやま内科整形外科 消化器内視鏡・胃内バルーン・こどもの整形外科ガイド